驟雨の標

困った人の長話(記述言語版)/晴れて今や東大院卒三交替会社員の名をほしいままに

2019年、基礎思想からの自己紹介

はいはい、あけましておめでとうございます。
そういえば長らく自己紹介らしきものをやってないなということに気が付いたので、新年なので改めて基礎的な自己紹介から始めようかと思います。大体全体的にさらっと。

※この記事は後からちょこちょこ書き直したり内容を追加したりすると思います。
 

 

☆新年について
丁度昨年のクリスマスにプレゼントとして不採用通知を受け取って、そっから大晦日までお仕事という何とも困難な年の瀬を迎えました。さて投資でもやるのか、胡散臭い系ネットビジネスでもやるのか、胡散臭い系ブロガーでも始めるのか。とにかく今年は何かしら新しい事を初めて、できる事なら1円でも良いからマネタイズしたいよね、という思いがあります。まずは暗中模索から。
 

f:id:weaverbird:20190109013727p:plain

☆名前: Weaverbird / SummerShower / Cogitator
ネット上でやたら実名を名乗る人が増えてきた気がしますが、あれは私には少々理解に苦しむ事です。名乗れるぐらい名声が有ったらいいのかもしれませんが、大半の場合そんな名声も無いままに実名を名乗ってますよね。まあいつの日か私も実名を堂々と名乗って仕事ができるようになったらいいのかもしれませんが、そんな日が来るのはまだまだ遠い未来な気がします。

名前について
名は体を表すと言います。割と今まで色々なハンドルネームを使用して来ましたが、年齢を経るにつれて徐々に自分のネット上での人格を表す確固たるハンドルネームが欲しくなってきて、それ以降は大体上記三種のハンドルネームを割と色々な所で使い続けています。それぞれに由来があったりしますが、まあどうでもいい事です。
 
☆趣味・特技: 読書、ネット、ゲーム、アニメ、声優、散歩、情報収集、執筆、音楽鑑賞、(水泳)、(スキューバダイビング)
日本と言うのは困ったところで「多趣味です」と名乗ると突然「無趣味なんですね!」と返されたり「一つの事を続けられないんですね!」とか返されたりします。そうじゃなくて趣味は趣味なんだから色んな事に挑戦して視野を広げに行ったらいいじゃないかというのが私の意見ですが、どうやら趣味でも全国一位とかを目指さなければならないという強迫観念が世の中まかり通っているようです。

読書について
中学二年生の頃から意識的に読書を始め、今は活字中毒になりました。恋愛小説から哲学書まで基本なんでも読みますが、実は推理小説については例外的にあまり読んでません。ファンタジーからハードSFに至るまで女性主人公モノを好む傾向があり、カッコいい女の子や女戦士が大活躍するような作品ばかり読んでいる気がします。漫画も大量に読みますが、こちらは流行りものは敢えて排し画風やストーリーに独特の味がある物を選んでいます。
[ãã¤ã¯ ã·ã§ãã¼ã]ã®åå½è¨æ大使ã就任ï¼ãæµ·è»å£«å®ã¯ãªã¹ã»ã­ã³ã°ãã¤ã (ãã¤ã«ã¯æ庫SF)
最近読んだ中で一番女性主人公がカッコいいのは「海軍士官クリス・ロングナイフ」かな。こういう気の利いた言い回しができる女性主人公は無条件にカッコいいです。

ネットについて
PCやネットは私の身体の一部みたいなもので、仕事の道具とかクリエイティビティのツールとかいう話をする以前の「手足」の次元にあるものです。とはいえそれを使って世の中をもっと便利にしたり面白くしたりする起業家のようなアイディアが思いつくかと言うと、ある意味当たり前すぎて色々な事に気が付けなかったということはあります。

ゲームについて
社会人になってもまだゲーム離れしていません。というより年齢が上がるにつれてどんどん日本のゲームから離れ、コアゲーマー向けの極端な複雑性を持つ戦略ゲームだったり、または極端な自由度を持つアクションゲームだったりに移行していきました。戦略ゲームではStellarisに入り浸り、自由度という点ではEveOnlineを長年プレイし続け、FPSは長らくCoDよりもBF派、もっと言えばTitanFall派です。一方でWoTやWoWsのような戦略性とアクションを両立するようなものもよくやります。
ãStellarisãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ
Stellarisの面白さは抜群です。一旦ハマり始めると睡眠時間をバンバン奪われる上に、政治や歴史に対する勉強という意味でもこれほど示唆に富んだゲームは中々無いかなと思います。

アニメについて
交響詩篇エウレカセブン」を見て以降アニメの魅力に今に至るまでドハマりし続けていますが、残念ながら最近は見ている暇が無くて「色づく世界の明日から」ぐらいしか見ていません。これも漫画の好みと同じく基本的にはあまり流行りの作品は見ず、画面の発色が豊かだったり世界観が独特なものばかりを見ている気がします。
ãã¨ã¦ã¬ã«ã»ãã³ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ
エウレカセブンはねぇ、聖典ですよ。異論は認めません。独特の色使い、「ロボットアニメは熱いもの」という従来のストーリーテリングを覆すクールでスタイリッシュな作り方、何もかもが新しくて何もかもが綺麗だった。

声優について
声優関連の記事を書くぐらいですから声優は間違いなく好きなんですが、そもそも私は「音」というものに異常に鋭敏だったりします。音として理解した内容は自動的に頭の中で膨大な量の隣接情報と勝手に結びついて勝手にネットワーク化するので、人の声だろうが音楽だろうが基本好きな音は全て完璧に覚えます。
ã赤ã®ã¢ã¼ãã£ã¼ / ã¢ã¿ã©ã³ããã®ç»åæ¤ç´¢çµæ
正直ずっとはやみんの声に包まれていたい。

散歩について
散歩と言ってそこらを10分ぐらい歩くようなものを想像すると、違います。私の散歩とは目標地点を定めて、そこまで徒歩以外の一切の交通手段を使わずに辿り着くという奇妙なウォーキングの事を指します。少し前になりますが、明石~神戸まで歩いたりとかしていました。最近は忙しくてこれも中々できていませんが、また時間ができたら神戸~大阪とかを歩いてみたいと考えています。

情報収集について
ここら辺から徐々にゲテモノじみた趣味になってきます。私は基本世の中の色々な情報や、一方では自分の身体のコンディションなど「変化する物の記録を取る」ということが好きです。だからニュースサイトで見た情報の中でもこれは特に注目すべきだと思ったものについてはEvernoteに公開ノートを作って短文要約して記録したり、また一方で自分の体調コンディションと仕事効率の相関について研究すべく5年ぐらい記録を作っています。

f:id:weaverbird:20190109014903p:plain

仕事能力・サボり時間のコンディション
こんな腐ったグラフを書いて何の役に立つのかと言われますが、意味らしい意味がなかったとしても楽しいから別に良いと思います。
 
執筆について
幼い頃からとにかく「書く」ということが好きです。執筆と言っても別に本を書いているわけでもなければ物書きで飯を食ってるわけでもありませんが、とにかく何でもいいから常に自分の考えた事、感じた事は書き留めておきたいと思います。最近はド下手くそなのは承知の上で自分の精神世界を投影するためにもファンタジー小説(流行りの異世界転生ものだよ!)を書き始め、登場人物たちが頭の中でコロコロと転がって行く様を観察記述して一人で楽しんでいます。

kakuyomu.jp

小説を書くなんて、ある意味とても痛々しくて恥ずかしい創造行為に手を染めてみると、自分の言葉のド下手さ加減を痛感します。もう少しちゃんと言葉がつかえるようになりたい。

音楽鑑賞について
あまり声高に喧伝はできない程度、ただし殆どズレない音感を持っています。カラオケでは音は外さないし、チューナーなしで楽器のチューニングができます。某所で測定してもらったところ1/4音まで音の高さを聞き分けられるようです。音楽はかなり変わったものばかりを聞いていて、基礎的な中心軸は私の場合エレクトロニカにあります。そこから始めて色々な他ジャンルの音楽を聴くようになり今ではクラシックなんかも聞いてみたりしますが、意識高い系が大好きなモーツァルトとかは正直上品すぎてあまり好きではありません。

(水泳)について
好きなんだけどここ最近全くできていない趣味です。スポーツというスポーツの大半は苦手で、特に動体視力が無いため球技は絶望的な私ですが、水泳だけは割と小さい頃からやり続けていて好きです。もう少し体力があった時代には海で遠泳とかやってました。今は全然ダメなので、またプールでリハビリする所から再開したいなと考えています。泳ぐことには地上を歩くこととは全く別の、ある種非常に特有の感覚が伴います。それは無重力的な水中で、足のつかない浮遊感の中で自分の姿勢を安定させるという独特の運動感覚から来るもので、これが足りない人は海に行くと瞬時に溺れます。

(スキューバダイビング)について
バカみたいにお金が掛かるので、好きだけど再開できる目途は立っていません。水泳と基本的な感覚は共通していますが、ダイビングとして海の底に行く事にはまた精神的な意味で大きな変化があります。海底は基本的に全ての視界が真っ青で染まっていて、一歩間違えれば容易に人間が死ぬ世界です。そこでは自分を守るためにもバディを守るためにも、地上で生活しているのとは段違いに静穏で冷徹な心の在り方が求められます。どんな事態が発生してもどんなトラブルが起きても焦ってはいけない、焦ったら死ぬ…私は海底の生き物を見たいとかそういう理由ではなく、海の底という世界の静けさが好きなのです。
 
☆除外物: テレビ、新聞
つまらないもの、無くても困らないものは基本的に生活の中から除外しています。私の場合それはテレビと新聞です。

テレビについて
昔のテレビは割と面白かったんですよね。世界中の映像を取材班が一生懸命撮影してきて、その中で出演者たちが色々な冒険を実地で繰り広げる様は世界の広さを感じさせてくれるものがありました。「水曜どうでしょう」とか大好きでしたよ。今はというとそんな番組は大体NHKでやってるぐらいで、大半は訳の分からないコメンテーターが大騒ぎしているか「日本は素晴らしい!」みたいな愛国番組ばっかりで何を見たらいいのか分かりません。それなら頭空っぽにして大笑いできるお笑い番組とかをもっと増やしてほしい所です。「スベらない話」とか結構好きだったんですけど、今は何もかもがコメンテーター大騒ぎ番組にすり替えられていきますから、見ません。

f:id:weaverbird:20190109015328p:plain
大泉洋さんは今でも大好きです。その内時間ができたら「真田丸」なんかもじっくり見てみたい。


新聞について
これはもう正直盛大に無駄です。若者に新聞を読ませようとする老人は今の時代になってもまだしつこく生息し続けていますが、基本的に新聞は偏向報道が非常に激しく、しかも老人世代の価値観で全体が埋められているので、ちゃんと読むと頭の中が偏向しまくった老人世代の奴隷みたいなのが大量生産されることになります。これを避けるためには例えばスーパー左翼の朝日新聞と右翼的な産経新聞を同時に読むとか、そういった大変な作業をやって何本もの新聞を大量に読む必要がありますが、そんなことしてるぐらいなら最初から本を読んだ方が早いと思います。日経についても「やっぱ新聞は日経に限るぜ!」みたいな意識高い系ド畜生が大量生産されるばかりで何ら役に立っていないので、日経を買う金で「マンキュー経済学」を一セット買い揃えてちゃんと経済学を勉強すべきでしょう。日経を実際に手に取るのはその後でも遅くないと思います。

f:id:weaverbird:20190109015539p:plain

マンキューの経済学は入門者が読んでも分かりやすいように、難解な経済学の概念であっても自分のお財布に紐づけて考えられるような例題が豊富に乗っています。初学者が1ページ目から読み始めるのにも打って付けの教科書です。

☆身体: 貧血体質、体力不足、睡眠異常、呼吸困難、低耐熱性
小さい頃から身体は強くありません。結構必死で鍛えてきたのでやたら高身長で筋肉質なのは良いんですけど、見かけ倒しの虚仮威し。本当に体力がありません。

貧血体質について
貧血にはおよそ分かりやすいもので鉄欠乏性貧血と巨赤芽球性貧血という二つのパターンがあります。鉄欠乏性貧血はその名の通り鉄が足りなくて発生する貧血で、食生活ガタガタだと普通に発生します。巨赤芽球性貧血はその分かりにくい名前とは対照的に原因ははっきりしていて「ビタミンB不足」です。ビタミンBが足りなくなると正常な赤血球が作れなくなってしまい、バカみたいに膨張してる癖に酸素運搬能力の低いクソ赤血球ばかりが血液中に溢れ返って血液の機能が低下するんだとか。従って普通の場合には鉄とビタミンBをぶち込んでおけば貧血体質は徐々に改善しますが、たまにややこしい難病の症状で溶血性貧血などが発生する場合には色々と厳しい展開になります。私はと言うと、多分鉄欠乏・ビタミンB不足に自律神経失調症の気があるのかなと思います。

体力不足について
多くの場合誤解される事ですが、大きな仕事を成し遂げる人とは「頭がよくて知能のレベルが高い人」ではなく「体力がある人」だったりします。これは結局人間の頭脳程度のごく小さなプロセッサーでは天才的なアイディアや発想力だけで勝負するのにも限界があり、「とにかく大量のアイディア」や「とにかく長時間にわたる思考」というものが重要になるためです。これを実現するためには脳のスペック以上に体力と根気が重要です。体育会系が現代でも重宝されるのは「粘り強さによって時間をかけて解決策を見出す」ということができるからです。私はどうにもそれができないタイプかもしれないと思います。

睡眠異常について
そんなにメチャメチャ肥満体質だということは無いんですが、私はやたらにいびきをかくし睡眠時無呼吸症候群の気も強いようです。どんだけ眠っても眠り足りないし、大体9時間は眠らないと100%のパフォーマンスは発揮できません。そういう調子なので睡眠時間を削らないといけないような過酷な現場で仕事をするのは本当に苦手で、できれば避けたい所です。

呼吸困難について
恐らくこれが最大問題かなと思います。私には無意識的に口呼吸をしてしまう癖があり、また鼻呼吸をしていたとしても息苦しさを感じて物凄く鼻息が荒くなってしまう事が多々あります。エアーマンかよと思われるぐらい呼吸音が激しくうるさいので、色々な人に迷惑を掛けている事は間違いないかなとも思います。

低耐熱性について
最近は太ってきたのか平常になってきましたが、少し前まで私は物凄い低血圧で苦しんでいました。朝起きられないだけの話で済んでくれればまだしも、低血圧すぎて飯を食えば気絶しそうになるし、立ち上がれば気絶しそうになるという信じられない虚弱状態で死に掛けていたのです。その名残りなのか何なのか今でも強力に身体に熱がこもってしまう体質らしく、夏はとにかくバテます。逆に冬は割と元気になる体質で、クソ寒いぐらいの気温で丁度良かったりすることも多いです。
 
☆精神: ストレスフル、内向的、議論下手、思い込み、夢想的、エゴイスト
自分の精神的なあり方は少々他の人と比べてイカれているという感覚があります。しかし実際の所こうしてみるとそうでもないのか、何とも言えないところです。

ストレスフルであることについて
何なんでしょうかね。基本的に人生がまるで上手く行かないので、常にストレスだらけです。ストレスが極度に激しくなると精神的な症状以外にも副腎疲労など色々とマズい症状が沢山出てくるので、本当は早めに休んだり転職したりしたいんですけど、ブラック企業に勤めてると休むのは無理っぽいし転職も難しいところです。困った話。

内向的であることについて
基本的に人と会話したくないです…とか言うとホントに困った人なんですけど、実際あまり慣れていない人と会話する事には物凄く心理的抵抗感があります。喋り方のテンポや会話の組み立て方など、自分と似たコミュニケーションタイプを持っている人相手なら大分マトモに喋れますが、例えば頑固な老人だとか精神的に幼い人と会話するのは正直メチャメチャ骨が折れます。そういう事をしているならば自分の精神世界の探求に時間を費やしたり、今後の自分の行動計画を練ったりしたいのです。

議論下手について
会話が苦手なら当たり前といえば当たり前なんですが、面と向かって会話しての議論は物凄く苦手です。普通に言い負かされます。物事の論理関係を正確に追いかけながら相手の話に反論するということが音声言語では非常に難しく感じられます。討論番組などで正面切って相手と戦って反論をぶつける事ができる人を見ていると、凄い事をやっていると思います。

思い込みについて
かなり思い込みの激しいタイプで、基本的に物事の全てに自分なりの思い込みによる解釈と理解を結びつける傾向があります。これは一長一短な特性で、新しい物事を勉強して理解しようとするときに「これはアレと同じだ」という連想による高速解釈が可能になるのでわりとスピーディに物事を学ぶことができる一方で、ドヤ顔で間違った解釈やマヌケな理屈を振りかざしてしまう事も多くあって、他者から指摘される事によって初めて間違いに気付く事も少なくありません。

夢想的であることについて
一つの情報が与えられれば、そこから次に何が発生しうるかを常に考えます。ただしそれは実用的な予測というよりは妄想・夢想の類であり、従って次の四半期に会社がどれだけの利益を上げるかを予測する事よりも、ある新技術がどのように次世代の社会を変革しうるかを考える方が楽しいと思います。

エゴイストであることについて
私は他人の話をいくら聞いてもそれを「他人の話」として理解する事ができません。必ず何でもかんでも一旦自分の世界に落とし込んで、それから解釈を付けるという方法で物事を理解します。従って本質的な意味で真に思いやりを持つことはできず、私が助けたいと思う人間を助ける事しかできないのです。博愛主義やモラル精神といったようなものとは全く真逆の立ち位置に立っていて、自己中心的で自由である事を何よりも重要視しています。
 
☆好きな物: きれいな女性、抜群の音色、美味しいご飯、わくわくする知識、発色豊かなもの、巧みなシナリオ
小さい頃はよく書いたと思います。しかし大人になってから「好きな物」を書いてみると、中々これが具体的な物品名としては出てこない。あまり物に固執して生きてないし、それよりは体験やそれに伴う感情に価値を感じます。

きれいな女性について
テレビに出てくる美しい女優さんを指差して「こいつはブスだ!」なんて言う人は中々いないでしょうし、誰しも新垣結衣やら石原さとみやら好きな女優さんがいると思うのでそれはそれとして。飽くまでも私の経験的な話になるので社会全体に通用する話ではありませんけど、女性って自分にとって本来とても重要なはずの判断まで他人に委ねる傾向がありませんか。私はそういう人は正直あまりきれいだとは思いません。独立して思考し、独立して判断する事の出来る人こそ真の意味で美しい人だと私は思います。

抜群の音色について
音感がどうこうという話以上に、音色がどうであるかは重要であると思います。いい音が聞こえれば鮮やかな色彩が浮かびます。共感覚という程ではありませんけど、私は音色と色彩が連想的に自然に思い浮かびます。経験豊かな音楽家の豊かで伸びやかな音色も良いですが、若い才能が燃え上がるように煥発する荒削りな音色もいいものです。

美味しいご飯について
飯の選り好みは非常に激しいです。こういう生き方をしていると頭が毎日グルグルに回りまくっているので、とにかく腹がすきますが、かといってクソ不味い物を一生懸命食べていたらストレスが爆発しそうになるのでやはりある程度マトモな物を食べなければならない。お金がかかる事この上ないですが、将来的には自分と家族ぐらいには旨い飯を食わせられる人間になりたいですね。

わくわくする知識について
知識はこの世に山ほど溢れ返っていますが、残念ながらその全てがわくわくするような面白い知識という訳ではありません。ブラック企業での仕事方法、面倒くさい上司や先輩との付き合い方、サラリーマンとしてのマナー…そんなもんを幾ら学んだ所で正直絶望的につまらないし、仕事を辞めたい気持ちがどんどん鬱積してゆくだけです。正直な所そういう知識は片っ端から投げ捨てて忘れ果て、もっと楽しい事を学び続けていたいと思っています。人体の神秘、化学反応の妙義、社会の仕組み、経済の鼓動、宇宙の暗闇、精神の秘密、…この世には幾ら学んでも足りない事が山ほどあるというのに、どうして人はクソつまらないビジネスマナー講座に時間を費やさねばならないのでしょうか?

発色豊かなものについて
色彩とは世界の美しさを象る最高の記号であると思います。秋の夕焼けの美しい茜色、春の海の漆黒、夏の空の深い青、冬の雲の冷たい灰色…この世は色彩であふれかえっていて、これを目で見る事ができるというのは純粋に人間の至福の一つであると思います。また一方で流れる血の紅、冷たい涙の透明さ、そういった悲しみを示す色彩もこの世には存在していて、両者が深い所でせめぎ合って世界を色とりどりに染め上げているという実体があります。

巧みなシナリオについて
私は推理小説のようなあっと驚くどんでん返しよりも、寧ろ登場人物の美しい成長を抜群の演出の中で美しく描ききるようなシナリオの方が好きだったりします。というかどんでん返しによる驚愕を主体とするシナリオよりも、登場人物の成長や感情のような形の無いものの方が遥かにシナリオとして描きにくいし、それ故にそれをちゃんと描いて見せるシナリオは本当に秀逸であると思います。今はまだダメダメのグズグズでも、いつか自分の手でそんなシナリオを書けるぐらいになれたら良いなと思います。

☆ワーク: 無機高分子合成→有機高分子の機能修飾・生体材料学・細胞培養→樹脂加工・繊維製造
「仕事」と書こうかと思いましたが自分がやってきた事をちゃん振り返りたいので「ワーク」としました。何とも言えない感じの経験です。とりあえず化学と医工学が両方とも多少分かっていて、そして今現在は材料学の知識を生かしてブラック製造業なわけです。これなら絶対に他人には負けないというような絶対的専門性が無い代わりに、異様な広範囲に渡ってやたらに広い知識があるというクソガキタイプ。日本では死ぬほど転職するのが難しいタイプの経験かなとは自分でも思います。やれやれ。望んでこんな風になったわけではないんですけどね。

無機高分子合成について
学部時代にやっていました。一般的に無機高分子っていうと一番分かりやすいのはガラスでしょうか。ああいったようなセラミックスと呼ばれる材料は、これまでは1000℃近い超高温で焼き上げて製造するというのが一般的でした。しかしまあ数十年前に「ゾル・ゲル法」というヤバそうな名前の合成方法が開発され、反応効率次第では300℃ぐらいの温度でも十分に良いものが作れるようになりました。例えばセラミックスで他の材料の表面をコーティングしたいとか、あんまり高温を掛けると変質してしまうような材料を組み合わせて使いたいとかいう時にこの方法は抜群の威力を発揮してくれるんですが、唯一の欠点として強力な酸を触媒として使わなくちゃダメだということがあります。塩酸とか硫酸とか使えって話なんですが、でもそんなもの使ったら環境負荷が高いし、グリーンインダストリーの流れに反するじゃろ…ということでもっと環境負荷の低い酸(例えば酢酸とか)で高効率に合成する方法が無いか?ということを延々蒸留塔を組み立てたり破壊したりを繰り返して試し続けていました。

有機高分子の機能修飾・生体材料学・細胞培養について
東大でやりました。世の中iPS細胞だとか色んな幹細胞が出てきて、再生医療というキーワードが徐々に一般市民にも手の届く所まで下りてきたと思います。でもちょっと待ってください。お財布の中には札束が詰まっていますか?iPS細胞も何にしても、培養するのにムチャクチャな金額が掛かってしまうのです。最先端の再生医療を最先端の病院で受けるためには、直ぐに数百万とか数千万とかいうケタのお金が吹っ飛んでしまうわけです。ではもっと低価格で大量生産品のように培養して、最先端の医療を精密な品質で多くの人に届ける方法は無いか?そんなわけで化学の力が必要になります。細胞を培養する際には細胞が接着して成長してゆくための材料、「細胞足場材料」という…いわば「細胞のお部屋」が必要になります。このお部屋の環境次第で細胞は正常に育ってくれる事もあればガン細胞化する事もありますので、徹底的に最高のお部屋を作ってあげる事が細胞をより精密かつ低コストで培養する上では超重要だったりします。しかも再生医療に使うような「幹細胞」は色々な細胞たちの中でもエクストリームワガママなお姫様細胞たちで、完璧に手を尽くしたお部屋を作ってあげても原因不明のトラブルで正常に育たない事もあります。私のやっていたのはこの「完璧に手を尽くしたお部屋を作ること」、つまり「細胞が正常に育ってくれるような最適環境となる有機高分子を創り出す事」でした。

樹脂加工・繊維製造について
繊維の製造とは鬼のような仕事で、特に夏場は熱中症で倒れる人が続出する程苦しい仕事です。その技術的な要点は「樹脂」をどうやって「繊維」という細くて長いものに成形するかという事に尽きます。しかしたったこれだけの事をやるために樹脂を何℃で溶かして、どれだけのせん断応力で掻き混ぜて、どれだけの粘度VS張力で成形し、どれだけの冷却性能で冷却するかという極めて解析の難しい問題が山積みになっています。特に工場の現場は多種多様な装置が複雑怪奇に絡み合って製造ラインを形成しており、一つのパラメータを変更する事で他のパラメータにも何らかの影響が出るという複雑系となっています。これをある程度データサイエンス的に解析してゆく事ができれば面白いんですが、残念ながら我が社では50年以上前に作られた設備を無理やり改造し継ぎ接ぎの修理を続けて稼働させているため、フェアな比較条件での解析が死ぬほど難しいという現状があります。そもそも装置の稼働条件を制御不能な状況で「フェアな比較」などというものが成立する訳がないと思うんですが、それを無理やりにノウハウメイキングして知恵だけで動かすしかないというのが、ある意味では「日本式製造業の限界」だったりします。「東大生ならできるやろ!」という謎の投げつけで、どうにもならないほど絡み合った複雑系を必死に解きほぐすための大量の雑務が怒涛の如く押し寄せてくる…そんな現状は、正直気が狂いそうなぐらいのストレスに満ち溢れています。日本の製造業とはいつから責任と仕事の擦り付け合いに変わってしまったのでしょうね。
 
☆学歴: 東京理科大学東京大学大学院工学系研究科
二つの大学のカルチャーを経験できたというのは、実際色々な意味で楽しい時代でした。一つの大学で一つの研究室に閉じこもっていて得られる物も存在しますが、外に出なければ得られない物っていうのも色々と存在します。

東京理科大学について
ãæ±äº¬çç§å¤§å­¦ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ
理科大というのはまた非常に独特のカルチャーを持った大学です。特に面白いのは、東大や東工大といったような名門理系を受験して爆死した「上から落ちてくる人々」と、努力して頑張って理科大に行けるぐらいの学力を身に付けて入学してくる「下から登ってくる人々」が同じ教室内で勉強する所にあります。私はというと「下から」の人間でした。高校時代盛大にサボり倒した私はそれでも何とか石にかじりつく思いで勉強して、どうにか理科大ぐらいまでは来れたという感じでした。言ってみればそういった「下賤の民」の出身である私は理科大の現場でも「高貴な人々」の仲間内には入れてもらえず、だから彼らを見返す意味でも必死になって勉強しました。その勉強が実りに実りまくって最終的に東大まで吹っ飛んで行ってしまうのだから努力というものは侮れないものであると思います。
東京理科大学というのは真剣に勉強したい人には割といい環境が整っていて、かなりマニアックな専門書から教養向けの新書まで並べてある品揃えの良い大学図書館から、休みの日にはWi-Fiも飛んでる新しい建物の講義室を借り放題、自習室は下手すると年末年始以外はゴールデンウィークですら開いているという驚異的な勉強中毒者向け環境が整っています。学部学科によっては日本一のブラック大学としても有名で、私の知る限りでは電気電子工学科なんかは夏休みも盆暮れ正月も一切返上で勉強しないと卒業できないというブラックすぎるぐらいブラックなカリキュラムだったと思います。その他の学科も総じてレベルが高く、日本では珍しい「入るのは簡単だけど卒業するのが困難」という大学です。私も結構単位数ギリギリでしたが、何とか留年せず卒業できたからよかった。友人たちの半分ぐらいは留年しました。

東京大学大学院工学系研究科について
ã工学系ç ç©¶ç§ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

東大本郷キャンパスというのは世にも奇妙な所で、世界最先端の研究が進められていながら建物は明治時代に建てられたものを未だに修繕しながら使っていたり、「先端」と「最古」が同居するという凄いぶっ飛んだ環境を形成しています。ガタガタ言う木製の古い扉を開いてトイレに入ったら、TOTOの最新モデルの便器がパカパカ勝手に開いたり閉じたりしているというのはもういっそ頭おかしいと言っても良い程独特です。そういう環境なので、実は「品行方正に真面目に勉強・研究する」というよりも「自分のやりたい勉強・やりたい研究を勝手にバカスカ進める」というタイプの人の方が成長できる環境だったりします。私も先輩と一緒に「あれをやろう、これをやろう」と次から次へと色んな事に手を付けまくって遊ぶようにして研究していた時はすごく楽しかったですが、ひとたび教員からの圧力に負けてストレスで倒れて以降は一挙に研究が進まなくなってしまい大変な目に遭いました。
かくして私も東大生の一員になった…といいますが、正直な所私は彼らとは全然違うと感じた時間でもありました。東大生というのは何とも奇妙な連中で、「無限に真面目」かつ「改良精神に富む」というのがその最大の特徴かなと思います。根が無限真面目なので基本的にどんな困難な仕事を投げられても地道な努力を積み上げて最後には120%の成果を出すような人間ばかりですが、しかし一方ではクソ面倒くさい仕事を投げられると何とかして回避する手段を講じたり手法を工夫する事で効率を上げたりするなど、実は「徹底的に目の前の現実を改良して楽な方向へ引っ張る」という事の天才だったりします。そのためには手段を選ばない所もその苛烈な優秀さと言うべきか、人によっては教員の提案するクソ面倒な方法を真っ向から覆すエビデンスを論文の中から見つけ出したり、また人によっては実験手法を一人で勝手にメチャメチャに改良して大幅に効率のいい実験方法を勝手に実行してしまったり、また物凄い例では実験室を埋め尽くすほどの大量の実験を同時に全部一日で仕込んで丸一日実験室を完全占領して全部終了させるとかいう驚異的な人もいました。いずれにしても「目の前の現実」をそのまま受け入れたりせず「もっと楽な方法があるんじゃね?」と常に考えている所が彼らの凄まじい所です。
 
☆注目している人: (吉田東洋)、(石井裕)、落合陽一
基本的にあまり私は「人に入れ込む/信仰する」という事をしません。上述の「思い込みが激しい」という特性とは一見相反するような気がしますが、私は例えアインシュタインであろうとトランプ大統領であろうと「自分の世界に落とし込んで解釈する」とい思考様式で他人の言説を理解するため、一人の人間を盲目的に信じようとは思わないのです。エゴイストである私が盲目的に信じているのは本質的には自分自身そのものであり、それ以外は例えどれほど偉大な人物であろうと盲目的に信じ込んだりはしません。

(吉田東洋)について
ãåç°æ±æ´ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ
いきなり渋い名前からスタートですが、偉人伝の類を幾ら読み込んでも全然ピンとこなかった私が初めて「この人はすげぇな」と思ったのは吉田東洋という幕末の人物でした。坂本龍馬と同じく土佐藩に生まれ、武家の一員として藩政改革を指揮する改革派の政治家として大活躍。しかし生来の気性の荒さで問題を起こし、辞職。田舎に帰って失意の中暮らすのかと思いきや突然私塾を開き、後に明治維新を引っ張っていくことになる後藤象二郎や、三菱財閥の初代総帥である岩崎弥太郎を育て、偉大な思想家として山内容堂に拾われ再度政治家として大活躍したものの、最終的には尊王攘夷派の人斬りに暗殺されてこの世を去った大天才。…そんな人物のどこに私が憧れたのかと言うと、「後世の幕末史に名を残す偉大な天才たちを育てながらも、自分は歴史に大きな名を残すわけでもなく死んでゆく」という渋さです。生きるべくして生き、弟子たちに教えを授けるべくして授け、そして死すべくして死ぬ。まさに幕末らしい生き方をした思想家であり、燃えるような生涯を歩いた人物です。

(石井裕)について
ãç³äºè£ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ
吉田東洋の次に挙げる名前がMITメディアラボの副所長というのはどういう繋がりなんだとしか言いようが無いですが、表立った繋がりはありません。ただ、彼の行動様式や考え方が私の中に異様にしっくりくることに気が付いた所から、尊敬する人物を聞かれたら必ず彼の名を出すようにしています。初めてその存在を知ったのはNHKの「プロフェッショナル~仕事の流儀~」だったと思います。あの番組は定期的にビッグネームに密着取材を敢行しに行ってくれるので、今でも興味深く見つめている数少ない番組の一つです(神谷浩史編は録画したのを見る予定)。まあその中で、MITのキャンパス内を走る、学生が突然全く違うプロジェクトのアイディアを持ってきて本来の自分のプロジェクトから逸脱し始めても咎めない、人の二倍働いて三倍の成果を出せ、などなど、非常に日本人らしくありながらも同時に日本人と言う枠を超越した思想の下に行動する彼の姿を見て、純粋にカッコいいなと思いました。言ってみればここで吉田東洋と同じ空気を感じるわけです。自分の思想の下に偉大な天才たちを育成して、走り続けながらあらゆる情報を後世に伝えるべく発信し続ける。幕末から遠くMITまで行っても、常に人を育て人に何かを伝えようとする人々の精神は変わらない訳ですね。

落合陽一について
ãè½åé½ä¸ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ
落合先生はあまり「先生」という感じがしません。というか年齢的に割と近いので「落合先輩」と言う方がしっくりきます。そういう先輩が何か遠大な構想を描いて、人々を啓蒙すべく走り回っている。そういう姿には純粋に尊敬の念しかありません。ただ惜しむらくは、彼は物凄く頭が良いのに幾つかの分野についてはすっぽり知識が抜け落ちているとしか思えないような言動をとる事があるという事です。どうも見ていると彼は歴史や思想というものの一番重要な根幹部分だけを理解して、それ以外の詳細なディテールの部分はすっ飛ばすような勉強の仕方をしているのではないかと思う事があります。天才ゆえにできる勉強法ではありますが、それは細部にこそ重要な背景知識が宿る歴史や哲学のような問題においては時に致命傷になる場合があります。士農工商、「百姓」、カースト制、別に彼は身分制に賛成しているわけではなくて「モノ作りをする人がちゃんと尊敬される秩序を作ろうぜ」という話がしたいだけだと思いますが、それを語るには歴史の言葉ではなく、寧ろ彼自身の言葉を使って語るべきであるかなと思います。いつこの人はネット上で炎上し始めるだろうかとひやひやしながら見守っていましたが、2019年入って一気に燃え広がった感じですね。しかして重要なのは「燃えた後にどれだけ自分の間違いを認め、どれだけ自分の意見を貫き通せるか」という事に尽きると思います。世の中には百田尚樹みたいに燃料をぶっかけられて火だるまになりながらもまだ自説を曲げないド畜生もいるわけですから、落合先生のような若い人が社会の圧力に負けて自説を曲げる必要は無いかなと思います。勿論間違いを認める事は重要だけれど。ここから彼は石井裕先生に並ぶような本物の最前線へ立ってゆくのか、それとも何か別の道へ転向するのか、良い意味でも悪い意味でもなく中立的な意味で「日本で最もホットな若者」だと思います。